〔今日の交通〕キャセイパシフィック航空 Airbus A350-1000

キャセイパシフィック航空は、香港を拠点に世界各地の空港を発着する航空会社。旅客機、貨物機合わせて約150機を保有し、アフリカを除く世界各地の主要空港に乗り入れている。日本でも羽田・成田では頻繁にその姿を見ることができ、関空、新千歳、中部、小松に就航している。香港のフラッグキャリアとして、日本ではJALが加盟するワンワールドアライアンスの創設時からのメンバーとなっている。シンガポール航空と並び航空会社としての評価も非常に高く、グループにキャセイドラゴン航空、香港エクスプレスなどを有する航空グループを形成している。写真のAirbus A350-1000は成田、関空などに就航。日本航空(JAL)も導入したAirbus A350-900の胴長版。今後、日本航空でも導入予定だが、現時点で国内航空会社で所有している航空会社はなく、日本にこの機材を運航する貴重な一社となっています。機内は前方からビジネス46席、プレミアムエコノミー32席、エコノミー256席の計334席を配置。ビジネスクラスにはフルフラット可能な座席を配置し、長距離路線でも快適な移動が可能。エコノミーは3+3+3席で、キャセイパシフィック航空のコーポレートカラーであるグリーンの座席が並んでいる。キャセイパシフィック航空では計13機が導入される予定、A350-900と並び導入が進められている。