〔今日の交通〕JR九州 福北ゆたか線 817系ほか

福北ゆたか線は博多駅から篠栗駅、新飯塚駅、直方駅などを経由して、折尾駅に至るJR九州の路線。JR九州には鹿児島本線や日豊本線などの路線があるが、福北ゆたか線は実は正式な路線名ではなく、鹿児島本線(博多駅-吉塚駅間)、篠栗線(吉塚駅-桂川駅間)、筑豊本線(桂川-折尾駅間)の3路線につけられた路線の愛称となっている。主に福岡県の筑豊地域と福岡市内とを結ぶ路線として多くの通勤通学客が利用する路線で、域外からは北九州や市内から飯塚、直方に鉄道でアクセスする際にはこの路線のお世話になることになる。日中はワンマン運転が実施され、両数も2~4両と短くなるが、朝ラッシュ時は最大7両編成で運転されるなど、博多側が単線な故に福岡屈指の混雑路線として知られている。写真の817系のほか、813系、819系が運用されており、異種連結も頻繁に見ることができる。