〔今日の交通〕東京臨海高速鉄道 70-000形

 東京臨海高速鉄道りんかい線は山手線や湘南新宿ラインが発着する大崎駅から大井町駅、東京テレポート駅などを経由して新木場駅までを結ぶ鉄道路線。多くの列車は大崎からJR埼京・川越線に直通し、新宿、赤羽、大宮などを経て川越駅まで乗り入れている。新木場では線路は京葉線と接続されており、定期列車は運行されていないが、ディズニーランド方面の団体列車を中心に、りんかい線と京葉線を跨いで運転する列車もある。新橋から豊洲までをお台場経由で結ぶ「ゆりかもめ」と並び、お台場への交通手段の一つで、東京国際展示場などでの大規模イベントの乗客輸送のほか、臨海部に住む住民の渋谷、新宿方面への通勤通学手段として用いられている。大崎~東雲間は地下路線となっており、地上を走るのは東雲駅手前から新木場駅のみのわずかな区間となっている。車両はJR東日本の209系電車とほぼ同一仕様の70-000形が活躍。JR東日本のE233系とともにりんかい線、埼京線、川越線で運用されている。