〔PICK UP〕大韓航空 Boeing 737-900(ER)

大韓航空 Boeing 737-9B5(ER) HL8273
福岡空港展望デッキにて
韓国のフラッグキャリアである大韓航空。感染症禍以前は日本国内の主要空港のほか、新潟、小松、鹿児島などの空港にも就航し、日本各地の空港で見ることができた。しかし現在は主要6空港(新千歳、羽田、成田、中部、関西、福岡)線のみを再開しているが、地方空港便の再開には至っていない。東京よりも韓国の方が距離が近い福岡では、LCCを中心に韓国からの国際線も数多く見ることできる。韓国の2大航空会社である大韓航空とアシアナ航空もそれぞれ福岡空港に就航しており、大韓航空は釜山と仁川に、アシアナ航空は仁川に定期便を持つ。ただし大韓航空の釜山は現時点で運休中。これからの再開が期待される。日本国内にはBoeing 777からAirbus 220に至るまで様々な機材で乗り入れ、福岡空港でも仁川線については感染症禍以前は中大型機材での運航が多かった。しかし、現在はBoeing 737-900(ER)型機での運航が多い。Boeing 737-900は-800よりもやや胴長が長いモデルで、国内では運航している航空会社がなく珍しい機材となっている。羽田線がこの機材で運航された時期もあり注目された機材だが、特に地方空港運航路線はこの機材が用いられることが多く、激レアというほどでもない。