〔PICK UP〕JR西日本 おおさか東線 221系

 新大阪駅から片町線(JR学研都市線)の放出駅を経由して、関西本線(大和路線)の久宝寺駅までを結ぶおおさか東線。もともと城東貨物線と呼ばれていた貨物線を複線化した上で旅客化した路線で、上下分離方式を採用している。新大阪~放出間は2019年に旅客開業。これにより東大阪エリアや大和路線沿線と新大阪駅がダイレクトに結ぶれることになった。新大阪~久宝寺間の全区間を走る普通列車を主体に、朝夕には大和路線に直通して奈良まで運転される直通快速も運転される。また、臨時列車として新大阪~奈良間の特急「まほろば」の運転が行われることもある。205系が主役だった同線だが、2022年3月のダイヤ改正で普通列車が221系8両編成で統一された。2023年3月ダイヤ改正以降は、大阪駅のうめきた新駅部分の開業に合わせて、おおさか東線の列車が大阪駅まで乗り入れる。これに伴い、207系・321系で運転されている直通快速についても221系に置き換わり、同線を走る一般旅客列車は全て221系に統一される予定となっている。