〔PICK UP〕JR九州 日田彦山線(福岡県・大分県)

JR日田彦山線 普通 小倉行
キハ140形+キハ47形 香春駅にて
 
 日豊本線の城野駅から田川後藤寺、添田、彦山を経由して久大本線の夜明までつながるローカル線。北九州市と田川・筑豊エリアを結ぶ役割を持つほか、北九州市内の移動手段でもあり、城野駅から先は日豊本線・鹿児島本線へと直通し、小倉駅まで乗り入れている。朝ラッシュ時間帯には1時間あたり3本が運転される時間もあるが、基本的には1~2本の運転となっており、田川後藤寺以南では本数がさらに減る。朝の小倉方面には快速列車の運転もある。2017年に発生した九州北部豪雨の影響で、現在添田~夜明間は運休中。2023年夏ごろにもBRTとしての運転再開が見込まれており、鉄道での復旧はすでに断念されている。被災区間では、バスによる代行輸送が行われている。現在は全ての列車がキハ40系列で運転。以前はキハ31形もわずかに運用に就いていたが、引退済みとなっている。また、被災前は田川後藤寺から大分へと走る列車もあり、大分地区のキハ125形が乗り入れる運用もあった。なお、現在香椎線や若松線で運転されているBEC819系の開発に際し、当路線の城野~石原町間で817系が入線して、試運転が行われた。