【旅行記】関西地方の全線完乗を目指す旅+α 〜Osaka Metro中央線の延伸区間を乗りつぶす~

関西地方の鉄道完乗と再履修の完了を目指す旅
かれこれ路線巡りを始めて10年以上になる関西地方。これまでほぼ毎年旅に出て、いろんな路線に乗車してきた。昨年夏の「大阪の中小路線を巡る旅」を終えた時点で、同地方の未乗路線は南海高野線(中百舌鳥~極楽橋間)、南海鋼索線(高野山ケーブル)、近鉄長野線の3路線となった。一方、今年1月末にはOsaka Metro中央線が延伸開業し、コスモスクエア~夢洲間が未乗区間として加わった。
最近は夏によく関西旅を企画してきた。夏は梅雨や台風などの天候上の理由から、東北や北海道方面の遠出の旅を計画しにくい。また、学生時代に夏休みを使って関西を旅していたこともあり、夏の関西が好きというのも理由の一つである。しかし、今年は4月~10月にかけて大阪万博が開催される。開催期間中は多くの観光客が国内外から関西を訪れ、交通機関の混雑と宿泊料金の高騰が予想された。万博目当てに行くならいいが、そうでないなら、その期間を避けた方が色々と都合がいい。そこで、今年は夏には関西へ行かず、万博開催前の春のとある日に旅してみることにした。
今回の旅の最大の目的は、先に述べた関西地方の未乗4路線に乗車し、関西地方の鉄道全線を完乗することである。これら4路線へは旅の1日目で乗車する。一方、2日目は乗りつぶしと同時に進めてきた再履修という宿題を終わらせる。再履修というのは、初めて乗車してから15年以上経過した路線の再乗車のこと。筆者の乗りつぶしのマイルールの中でも決めているルールである。筆者の乗りつぶし記録は、生まれてから今日までに乗車した路線という形で記録している。そのため、幼稚園児や小学生時代に初めて乗車した路線も、乗車記録の中に含めている。しかし、記憶も曖昧になっている路線もあるため、15年以上前(概ね中学生以前)に初めて乗車し、それ以降一回も乗車していない路線の”再履修”も行っている。再履修の対象路線は、中国地方や関西地方を中心にいくつかあったが、ここ数年の旅でその大半は乗車してきた。今回の旅前の時点で、残す路線・区間は、近鉄大阪線の布施~河内山本間、堅下~大和八木間、伊賀神戸~榊原温泉口間の3区間となっていた。2日目は近鉄特急に乗車して、これらの区間を再履修し、再履修対象の路線への乗車も完了させる。
旅程は1泊2日だが、前日から移動を開始し、夜行バスで関西へ向かった。久しぶりに旅する春の関西地方。関西地方の鉄道路線巡りの集大成となる旅がスタートした。
「広島ドリーム大阪号」に乗車して大阪へ

今回の旅の往路はまず新幹線で広島へ行き、そこから夜行バスに乗り換えて大阪へ向かった。自九州から関西へ出かけると、案外関東への旅よりも往復の旅費がかかる。大阪は基本的には新幹線利用となるが、早くから計画して航空券を買う場合、羽田への飛行機の方が新幹線の割引きっぷより安くなるためである。もちろん関西の3空港へ飛ぶことも考えられるが、最終便の時刻が早かったり、大阪市街から離れていたりと、正直仕事終わりからだと使いづらいのが実情である。以前は日本旅行が発売する「バリ得こだま・ひかり」という旅行商品を使い、博多を21時前に発車するひかりに乗車して節約していたが、これも昨年値上げとなり、関西旅の旅費高騰が深刻化していた。そこで今回は夜行バスを使用して、前泊分の宿泊費を削減することにした。
もちろん九州から直接夜行バスに乗車した方が、より安く大阪へ行くことができる。九州からの夜行バスは、福岡、佐賀、大分、熊本から出ている。このうち大分と佐賀発便は、個人的に仕事終わりから乗車するのは難しく、熊本は2度乗車したことがあるので、面白みに欠けた。一番いいのは福岡発のバスだが、現在は旧高速ツアー系の夜行バスしか走っておらず、こちらもあまり興味がなかった。どこから乗車するかを悩んだ挙句、選んだのが広島発の夜行バスだった。まずは山陽新幹線で広島へ行き、広島駅前新幹線口から22時ちょうど発の大阪駅行き「広島ドリーム大阪6号」に乗車した。

「広島ドリーム大阪号」は、JRバス中国が運行する夜行高速バス。毎日運行で1日1往復の運行である。広島-大阪間のJRバスは昼行バスと夜行バスがそれぞれ運行されている。昼行便は「広島エクスプレス大阪号」として2往復が、夜行便の「広島ドリーム大阪号」として1往復が設定され、号数は双方で連続して振られている。以前は「グラン昼特急/ドリーム」と「青春昼特急/ドリーム」の2本立てだったが、2023年9月のダイヤ改正で減便となり、現在の運行形態となった。
「広島ドリーム大阪号」は、広島駅新幹線口と大阪駅を結ぶ。大阪側は大阪駅のみに停車する一方で、広島側では広島バスセンター、中筋駅、広大中央口、大学会館前、西条駅に停車。広島大学や西条市街からも乗客を拾っていく。車両は標準的な独立3列シート車。昨年末に乗車した広島-博多間の「広島ドリーム博多号」と同じタイプの車両での運転である。
乗車記録 No.1
JRバス中国 広島ドリーム大阪号 大阪駅行
広島駅新幹線口→大阪駅(西側高架下)
広島駅新幹線口を出て、広島バスセンター、中筋駅を経由したバスは、広島ICから山陽道へ入り、しばらく山陽道を走る。その後、西条ICで高速を降りて、西条駅近くを通過し、県道195号線経由で広島大学へ。広島大学の外周をまわる形で、広大中央口と大学会館前の2つのバス停に停車し、再び県道195号線を経由して、西条駅に停車。ここが最後の乗車地となる。西条駅発着後は、再び西条ICから高速へ復帰。すぐの小谷PAで開放休憩が取られ、その後消灯となった。このバスは大阪側での開放休憩は設定されていないので、小谷PAが最後の休憩箇所となる。大阪駅に着くのは翌朝5時45分。就寝時間は大体5時間30分というところである。
就寝中も記録していたスマホのGPSのログを見ると、その後バスは岡山県の吉備SAと、兵庫県の三木PAで乗務員休憩を取っていた。大阪が近づくと、神戸JCT、中国道、池田IC、阪神高速11号線経由で走行。5時20分頃に車内の灯かりがつき、大阪駅への到着放送が流れ、まもなくバスは終点の大阪駅前に到着した。バスは大阪駅西側の高架下が終点である。寝ていたので、急いで降りる準備をしてバスを下車した。大阪駅には5時25分頃に到着。定刻より約20分の早着となった。
万博のために開業したOsaka Metro中央線延伸区間に乗りに行く
早朝5時30分の大阪駅に到着。まだ外は暗く、いつもは人で溢れかえっているこの駅も、この時間は人の姿も少なかった。1日目は関西地方で乗り残していた4路線を一日かけて巡っていく。まずは最近開業した新区間、Osaka Metro中央線のコスモスクエア~夢洲間に乗車しに行った。

今年、大阪では大阪・関西万博が開催される。開催期間は4月13日(日)から10月13日(月)までの184日間で、158の国と地域のほか、NTTや住友、パナソニックなどの民間企業がパビリオンを出展する。国内での万博開催は2004年に愛知県で行われた愛・地球博以来21年ぶりで、大阪で開催されるのは1970年の大阪万博以来、55年ぶりとなる。今回の万博開催は2018年に決定したが、この万博会場へのアクセス路線として整備されたのが、これから乗車する中央線の延伸区間である。延伸区間は会場自体の建設と共に、建設が進められてきたが、万博開幕より一足早い1月29日に開業した。
現在はOsaka Metro(正式には大阪市高速電気軌道)が中央線として運行している長田-夢洲間のうち、大阪港~コスモスクエア間は、1997年に大阪港トランスポートシステム(以下、OTS)のテクノポート線として開業し、2005年まで同社が運行していた。その後、OTSが第三種鉄道事業者として線路を保有し、大阪市(後にOsaka Metro)が第二種鉄道事業者として運行を行う形に変更されている。一方で、しばらくコスモスクエアが終点となっていた中央線は、以前から夢洲を経由して、桜島へ続く延伸計画があった。採算性から見送られてきたが、2018年の万博決定を機に夢洲まで延伸されることが決定した。現在、延伸された区間はOTSが第一種鉄道事業者、Osaka Metroが第二種鉄道事業者として運営されている。路線名はOTSにとっては北港テクノパーク線、Osaka Metroにとっては中央線である。なお、大阪港以東の区間については軌道免許、以西については鉄道免許で敷設されており、規準する免許も異なっている。コスモスクエア-夢洲間は大阪港夢咲トンネルを通るが、このトンネルは建設時にすでに地下鉄の準備工事が行われていたため、線路の敷設や駅の整備を中心に工事が行われ、比較的短期間の工事で開業に至った。

中央線は約1年半前に出かけた「夏の和歌山・奈良乗り鉄旅」で初めて全区間に乗車。この時はけいはんな線、中央線、ポートライナー、四つ橋線と乗り継いで乗車した。このように以前は学研奈良登美ヶ丘からきれいに乗り継げていたのだが、中央線が夢洲まで延伸されたことで、この区間が盲腸区間となり、現在はすんなりと乗りつぶすことはできなくなった。今回は延伸区間に乗車するのが目的なので、全区間には乗車せず、延伸区間近辺の区間のみに乗車する。まずは夜行バスを下車した大阪駅西側高架下バス停からほど近い西梅田駅から四つ橋線に乗車し、中央線との乗り換え駅である本町へ向かった。

四つ橋線も前回中央線に乗車した時以来の乗車となった。西梅田から住之江公園行きに乗りこむ。四つ橋線は西梅田から大国町までの区間で御堂筋線の西側を走っていく。大国町では御堂筋線と対面で接続。混雑する御堂筋線のバイパス路線としての役割を持っている。西梅田から本町までの所要時間はわずか3分。列車は途中肥後橋に停車する。御堂筋線の梅田より西梅田の方が南側にあり、さらに西梅田から本町までほぼ直線のため、四つ橋線の方が所要時間は短い。
乗車記録 No.2
Osaka Metro 四つ橋線 住之江公園行
西梅田→本町 23系

四つ橋線を本町で下車した。今回はここで中央線へと乗り換える。本町駅は御堂筋線、四つ橋線、中央線という大阪市街を東西に走る地下鉄が交わる場所である。中央線のホームは御堂筋線と四つ橋線の間に挟まれた場所にある。四つ橋線のホームからはしばらく連絡通路を歩いて乗り換える。この日はまだ万博期間中ではなかったが、既に「万博EXPO(中央線夢洲駅)」のポスターが張り出されていて、万博へ向けた準備が整っていた。

連絡通路を歩き、階段を降りて中央線の乗り場に到着。数分待って5時55分発の夢洲行きに乗車した。夢洲への延伸開業以降の中央線は、終電間際の1本を除いて、ほぼ全ての列車が夢洲発着となった。以前は普通だったコスモスクエア行きも今は1本しか見られない希少なものに変わった。通常は平日も土休日も朝5時台は10分〜14分に一本だが、旅行日の後に万博開幕へ向けたダイヤ改正が行われて、ほぼ全ての時間で大増発。万博期間中は早朝も4〜5分間隔で運行されている。

前回中央線に乗車したときは、近鉄車だったが、本町から乗車したのはOsaka Metroの30000A系だった。30000A系は万博対応のために暫定的に中央線に投入されていて、万博閉幕後には谷町線に転属することが計画されている。したがって、中央線でこの車両に乗れるのはそう長くない時期までとなる。朝5時台の列車だったが、比較的多くの利用があった。中央線は九条から大阪港までが地上区間となっている。外へ出るとすでに明るくなっていた。列車は弁天町、大阪港、コスモスクエアを経由して、いよいよ新しく開業した延伸区間へ入った。
乗車記録 No.3
Osaka Metro 中央線 夢洲行
本町→夢洲 30000A系

先述の通り、コスモスクエアを出た中央線は夢洲へまで大阪港夢咲トンネルを走行していく。地下鉄のトンネルの両側には南港と夢洲を結ぶ道路も走っているが、もちろん車内からそれが見えるわけではない。延伸区間は3.2kmで全線が地下を走る。夢洲では一部で万博会場の地下を通過している。本町からは20分で終点の夢洲に到着。夢洲へ着く頃には貸切かと思っていたが、終点まで乗車する人も比較的多かった。おそらく万博の関係者と夢洲にある港湾施設の関係者だろう。

ホームからエスカレーターを上り、広々とした改札を抜け、これまた広々としたエントランスを通って夢洲駅の外に出てきた。駅の出入り口はアーチ状の屋根が特徴的。エスカレーターは上下2台ずつ設置されていた。ここは現状、ほぼ万博のための駅であり、開幕前のこの日は、出入口周辺しか歩くところがなかった。一応会場の外側の港湾施設側にも出られるようになっているが、出たところでただコンテナが並んでいるだけで特に何もない。

駅の出入口正面には万博会場が広がっている。今回の大阪万博のシンボルでもある大屋根リングも駅から見えていた。あの大屋根リングの内側に、各国や企業のパビリオンが建設されている。この日は日曜日だったが、開幕までちょうど3週間だったため、駅前には早朝にもかかわらず多くの関係者の姿があった。さすがにこんな朝早くから夢洲駅を見にきた客も自分くらいだろうと思ったが、意外にちらほら写真を撮っている人の姿もあった。

駅の出入口から後ろ側へまわると、早くも万国旗が掲揚されていた。日本国旗と博覧会国際事務局(BIE)旗を先頭に各国・各地域の旗が風になびいている。順番はおそらくアルファベット順だと思う。何カ国言えるか試してみるのも面白い。自分は世界の国々についてはあまり詳しくないが、日本に国際線で乗り入れてくる航空会社がある国の国旗はマイナーな国でも大体わかる。背後からは朝日が昇ってきた。万博の開幕がいよいよ近づいてきたというのを予感させる光景だった。

万国旗から振り返ると、そこには万博の東ゲートがあった。この日はまだ柵に覆われて近づくことができなかったが、駅の出入口からは30秒ほどでアクセスできる。大阪万博は並ばない万博というのが一つテーマらしい。この東ゲートの前に行列ができなきゃいいが、果たしてどうだろうか。入場は原則予約制で、入口ではセキュリティーチェックも行われる。大阪市民を対象としたテストランを1週間前に控え、設備的には準備万端と言った感じだった。

万国旗と万博の入口を眺めて、駅の改札前に戻ってきた。実質何もしていないが、何もしようがないのだから仕方がないのである。万博期間中は宿が高く、観光客も増えるので、個人的には別の地域を巡る予定でいる。万博開催中の夢洲駅へ行く予定はないが、万博というものの雰囲気は少しだけでも感じられたかなと思う。
夢洲駅の改札は万博対応で改札機がずらっと並んでいた。券売機も何台も設置されていて、もはや混雑のしようがないくらいだった。Osaka Metroでは全線でクレジットカードのタッチ決済を導入している。この駅の改札機も何台かがタッチ決済対応になっていた。自分もまた帰ってからの旅費の精算を楽にするため、なるべくクレジットカードで払うようにしている。ICカードは別に管理しなくてはならなくて正直面倒くさいので、もっとタッチ決済が普及してほしいなと思う。

さて、夢洲駅周辺を一通り眺めた後は、難波へ向けて移動を開始した。タッチ決済を利用して改札内へ入り、ホームへと向かう。到着したときにも見たが、コンコースには大型のビジョンが設置されていた。なんというか万博の最寄駅の象徴みたいな光景だった。万博は半年間しか行われないが、その後はどうなるのだろうか。万博会場はまたこれまでの万博会場と同様に活用されていくとして、この夢洲駅の広々とした造りが閉幕後、どうなるのか、どう活用されていくのかは疑問である。夢洲では万博会場の隣で統合型リゾート施設の建設がまもなく始まる。夢洲駅も万博終了とともに一旦は閑散とするが、リゾート施設が完成すれば、その玄関口となる。現在の万博会場もレガシー的に残されていくことになるはずなので、また違った形で駅が使われていくことが予想される。中央線と直通するけいはんな線を運行する近鉄は、このIR施設の開業をにらみ、夢洲行きの特急列車の運行を構想している。生駒で奈良線とけいはんな線を直通する列車が運行できないか模索している。奈良線とけいはんな線では集電方式が異なるため、この技術的な課題をクリアしなければ直通は難しい。しかし、将来的にはこの夢洲駅のホームに近鉄特急が姿を見せるということもあるのかもしれない。

ホームへ降りると近鉄7000系の学研奈良登美ヶ丘行が停車していた。夢洲駅は近未来を予感させるようなデザインになっている。ホームからは線路を挟んで反対側の壁には駅名標を含めて、中央線のラインカラーである緑のラインライトが点灯していて、これがとてもカッコいい。これは中央線に投入されている新型車両400系と調和するようにデザインされている。Osaka Metroの旧型車両は中央線からは撤退済みのため、中央線で活躍する列車は近鉄7000系が最古参となった。やはりこの夢洲駅の雰囲気には少し似合わない感じがした。

新型車両400系もまた近未来的なデザインで異彩を放っている。まだ乗車したことがなく今回の中央線乗車で乗れるかなと楽しみにしていたが、この時間は姿を見せず、残念ながら乗車することはできなかった。400系への乗車は今後の宿題として残し、次の未乗路線へ向け、移動を開始。夢洲からも再び30000A系に乗車。行きは本町から乗車したが、帰りは本町の一つ手前の阿波座で下車した。
乗車記録 No.4
Osaka Metro 中央線 学研奈良登美ヶ丘行
夢洲→阿波座 30000A系

阿波座では中央線から千日前線へと乗り換えた。もちろん本町で四つ橋線・御堂筋線へ乗り換えて、なんばへ行ってもいいのだが、いつも使う路線よりもたまにしか乗らない路線を選んだ。千日前線は野田阪神と南巽を結ぶ地下鉄。この路線には2022年夏の旅で、JR平野駅から徒歩で南巽駅へアクセスして、乗りつぶした思い出がある。途中の桜川~新深江間では阪神なんば線、近鉄難波線・奈良線と並走するため、なかなか使う機会はないのだが、昨年も日本橋から難波への移動でちょっとだけ乗車するなど、ちょこちょこ乗るようにしている。
乗車記録 No.5
Osaka Metro 千日前線 南巽行
阿波座→なんば 25系

阿波座から10分ほどでなんばに到着。ここで列車を下車し、その後は南海難波駅まで歩いた。中央線延伸区間の乗車で、残す関西の未乗路線は3路線となった。1日目はここからが本題となる。難波からは、高野山(極楽橋)へ向かう特急こうやに乗車。3路線の中でもっとも長く、また幹線路線として最後まで未乗だった南海高野線を乗りつぶした。
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