【旅行記】兵庫・神戸エリアの未乗路線を巡る旅~神戸山手エリア編~

神戸電鉄最後の未乗区間を乗りつぶし

 兵庫・神戸エリアの未乗路線を巡る旅の2日目は、前日の旅のゴールとなった新開地駅からスタートした。この日は主に神戸の山手エリアの未乗路線を乗りつぶしていく。まずは、前日に三田行きの列車に乗り込んだ神戸電鉄ホームから、神戸電鉄最後の未乗区間へ行く列車へと乗車した。
 
 乗車したのは、神戸電鉄有馬線の普通有馬温泉行き。神戸電鉄最後の未乗区間となったのは、有馬線の有馬口~有馬温泉間のこと。前日に三田へと向かう列車に乗車したので、有馬線の大半は乗車しているが、盲腸線のようになっている有馬口~有馬温泉間が未乗となっていた。この列車で有馬温泉まで向かえば、ようやく神戸電鉄の全線乗車完了となる。やってきたのは、4両編成の6000系。前日に公園都市線で乗車した6500系の4両バージョンだが、6000系の方が一足先にデビューしているのでデビューから15年ほどが経つ車両である。鈴蘭台以北を走る日中の列車は、基本的に三田線へと直通し、日中の有馬口~有馬温泉間は、三田線の列車に接続する形で、ピストン輸送が行われている。新開地駅で有馬温泉行きを見れるのは、朝夕のみ。せっかくなら有馬線の全区間を走破する列車に乗っておきたかったので、あえて早朝の時間帯を狙ってみた。
 
乗車記録28
神戸電鉄有馬線 普通 有馬温泉行
新開地→有馬温泉 6000系
 
 有馬口までは前日に乗車した区間。この日は平日だったので、鈴蘭台~谷上間ではこの列車もそれなりに混雑した。谷上駅では多くの乗客が降りていき、地下鉄へと乗り換えて行った。これで車内の混雑は多少緩和されたものの、その先の駅から乗車する人も割と多かった。有馬口駅では数分停車し、三田行の急行列車に接続した。急行は朝夕のみ運転される種別で、湊川~有馬口間で急行運転を行う。有馬温泉行の普通列車は、有馬口駅で緩急接続を取る形なので、急行停車駅以外の駅から普通列車に乗車して、有馬口で急行に乗り換える人が多かった。日中は準急と普通だけになるので、この光景も朝夕だけのしか見られない。逆に急行から有馬温泉行に乗り換える乗客も多数いて、有馬口~有馬温泉間は有馬温泉へと出勤する人たちが利用していた。
 
 有馬温泉は日本三大名湯の一つに数えられている温泉地。阪急の前身である箕面有馬電気軌道も現在の宝塚線をここまで延ばす予定だった。結局その計画が達成されることはなかったが、今も宝塚駅~有馬温泉間では阪急バスの路線バスが運行されている。
 鉄道では神戸電鉄が有馬温泉への唯一のアクセス手段になるが、三宮・新神戸駅からは西日本JRバスの有馬エクスプレス号が運転されていて、バスを使って訪れる人も多い。現在は運休中だが、普段は大阪駅からのバスも運転されている。
 有馬温泉に来たとはいうものの、特に何をするわけでもないので、駅前を流れる有馬川に架かる太閣橋付近をブラブラ。駅前から温泉街の雰囲気が漂っていて、多くの旅館が立ち並んでいた。次来た時は有馬温泉に浸かることを目的に訪れたい。
 
 有馬温泉からは再び神戸電鉄有馬線に乗車して谷上駅へと向かった。やってきたのは3000系電車。1973年にデビューした車両で、昭和時代にイメージされていたロボットみたいな顔をしている。自分は昭和生まれではないので、勝手にそう思っている。乗車した列車が午前中の新開地行最終列車で、この後の便から夕方までは有馬口行のみが発着する。神戸市街に出勤するにはちょうどいい時間帯で、有馬温泉では空いていた車内も、谷上手前では混雑した。谷上ではみな小走りで地下鉄に乗り換えて行った。
 
乗車記録29
神戸電鉄有馬線 普通 新開地行
有馬温泉→谷上 3000系
 

市営化された北神線から西神・山手線へ

 新開地行の普通列車を下車した谷上駅。新神戸駅から六甲山地を越えた反対側にある駅で、神戸の繁華街まですごく離れていそうな感じがするのに、これから乗る地下鉄のおかげで三宮までわずか10分でアクセスできる駅となっている。山の谷間に造られた駅周辺には住宅は多くはないものの、神戸電鉄沿線に広がるニュータウンから三宮方面へと向かう乗り換え拠点となっている。
 
 神戸電鉄と神戸市営地下鉄の改札は共用となっていて、神戸電鉄と地下鉄とをそのまま乗り継げるようになっている。特に朝夕の時間帯は、複線の神戸電鉄が市営地下鉄に面したホームのみを使用して、上下線どちらも地下鉄と対面で乗り換えできるように工夫されている。もともと地下鉄の谷上~新神戸間は北神急行電鉄が運行する北神線と呼ばれる路線で、神戸市営地下鉄とは別の企業が運行する路線だった。さらに北神急行は運行を行う第二種鉄道事業者で、線路設備などは第三種鉄道事業者として、神戸高速鉄道が保有していた。2020年3月に神戸高速鉄道・北神急行から鉄道事業がそれぞれ譲渡され市営化。現在は神戸市営地下鉄北神線として運行されている。神戸市営地下鉄の路線となったことで、運賃の改定も行われ、谷上~三宮間の運賃は半減している。
 
 谷上から反対側の終点である西神中央へと向かう。北神線から西神・山手線に直通する列車で、北神急行が市営化された現在では、北神線という表現を聞くことも少なくなっているような気がする(というか海岸線の存在が薄すぎて、神戸で地下鉄と言えば大体北神・西神・山手線を指す)が、ここから西神中央まで向かうと実に4つの路線を走っていくことになる。谷上~新神戸間は北神線、新神戸~新長田間が山手線、新長田~名谷間が西神線、名谷~西神中央までが西神延伸線である。今回は面倒くさいので、北神線を含めて西神・山手線と表現することにする。西神・山手線の日中ダイヤは谷上~西神中央間と新神戸~西神中央間の列車が交互発着となっていて、谷上~新神戸間だけ本数がおよそ半減する。一方で朝ラッシュ時に関しては交互運転ではなく、7~10分間隔で運転される谷上発着の列車の間に1~2本程度新神戸発着の列車が加わる。それに加えて朝夕は車両基地がある名谷発着の列車も運転されていて、谷上駅でも朝ラッシュの後半になると名谷行が運転されている。ちょうど谷上に着いた時間は名谷行が連続していたので、朝ラッシュの列車を何本か見送って西神中央行を待った。
 
乗車記録30
神戸市営地下鉄 北神・西神・山手線
普通 西神中央行
谷上→西神中央 6000系
 
 西神中央行の列車を待っている間にも時間は経過していき、朝ラッシュの混雑もだいぶ緩和されていた。地下鉄と言えど前半は六甲山地を貫く山岳トンネル、後半はニュータウン鉄道の様相を呈していて面白い。神戸市街の地下を通った列車は、山陽電車と接続する板宿駅経由したあと明石市の北側に位置する神戸市西区方面へと走っていく。車両基地がある名谷駅は神戸市須磨区のニュータウンである須磨ニュータウンが駅周辺に広がっており、一つ先の運動公園駅はオリックスバファローズが、京セラドームと並んで本拠地とするほっともっとフィールド神戸の最寄り駅。続く学園都市駅は西神ニュータウンの一つ。西神ニュータウンは3段構えになっていて、東から学園都市、西神南、西神中央と3つニュータウンが広がっている。このあたりでは地上を走るので、地下鉄というより神戸ニュータウン鉄道と表現した方が適切かもしれない。西神ニュータウンで最大規模となるのが、西神中央駅周辺に広がるニュータウン。駅周辺には商業施設が多数広がり、近隣のニュータウンからは神戸の繁華街へは向かわずに西神中央駅を目指す流れが特に高齢者を中心に一定数ある。そのため西区の区役所は近年西神中央駅に隣接する場所に移転してきている。ニュータウンの西側には標準時子午線が通っていることから考えても、神戸市街からかなり西側に来ていることが分かる。来訪者からすると六甲山麓やハーバーランド周辺の景色を思い浮かべる神戸市だが、東は三田市の近くまで、西は明石市の北側まで広がっていて、六甲山地の裏側や東西にも多くの市民が暮らしている。
 西神中央到着後は、少しだけ駅前を覗いたあと、折り返して三宮へと戻った。
 
乗車記録31
神戸市営地下鉄 西神・山手線
普通 谷上行
谷上→西神中央 6000系
 

残る2つの未乗路線が走る六甲山地へ向かう

 早朝から神戸市民の足を乗りつぶして、三宮へと戻ってきた。残すところ未乗路線は2路線となった。その2路線というのは普通鉄道ではなく、ケーブルカー路線である。ここからは、六甲・摩耶山へと登るケーブルカーに乗車して、2路線を乗りつぶしながら、ちょっぴり観光もしていく。せっかく神戸に来たので、神戸の街を山の上から眺めてみたい。地下鉄を降りてやってきたのは阪急神戸三宮駅。ここから普通列車に乗車して3駅進み、六甲駅で下車した。
 
乗車記録32
阪急神戸線 普通 大阪梅田行
神戸三宮→六甲 9000系
 
 阪急六甲駅からは六甲ケーブル行の路線バスへと乗り換えた。バス停には行列ができていて、平日でもそんなに六甲山に登る人がいるのかと思ったが、実際には道中にある神戸大学のキャンパスに向かう人たちだった。遅れてやってきたバスに多くの人が乗りこんでいたので、乗れないかと思っていたら、すぐに次のバスがやってきた。阪神御影駅から六甲ケーブル下バス停まで運転されるこの16系統の路線バスは、神戸市営バスでも屈指の運転本数を誇り、次のバスがどんどんやって来る。結局、次のバスに乗り込むと、前の便が混雑していたので、ガラガラ。実質続行便みたいな形で前のバスにくっついて走り、ほぼ同時に六甲ケーブル下へと到着した。東西にしか鉄道が延びていないこのエリア、坂の街でもあるため、路線バスが南北を結ぶ主役として活躍している。
 
乗車記録33
神戸市営バス[16]六甲ケーブル下行
阪急六甲→六甲ケーブル下
 

六甲ケーブルに乗車し六甲山上へ

 目の前には住宅団地が密集するこの地点は山と住宅街の境目。真下には山陽新幹線のトンネルが走っている。ここから六甲山へと登るのが、六甲山観光が運行するケーブルカー、六甲ケーブルである。六甲山は、言わずとしれた関西屈指のハイキングコースとして知られ、さらに山の上には多数のレジャー施設があるので、休日を中心に多くの人が観光でこのケーブルカーを使い六甲山へと登る。ただ、このケーブルカーの用途はそれだけでなく、六甲山で暮らす人たちの交通手段であるほか、山の上にある小学校へ向かう通学路線にもなっている。早朝や夕方には小学生たちがこのケーブルカーを使って山の上の小学校に通っているらしい。ケーブルカーは観光のための乗り物というイメージが強いが、日常生活の足としても使われる路線が多数ある。
 
 さっそくケーブルカーへと乗車し、六甲ケーブル山上駅へと向かう。六甲ケーブルの路線長はケーブルカーとしては長めの1.7km。高低差約500mを10分かけて走る。六甲ケーブル下駅の標高も結構高く240mほど。バスでかなり標高を上げている。このケーブルカーはそこからさらに標高約740mまで上がっていく。ケーブルカーにしては珍しい2両編成の車両は、下側が窓のない車両、上側が窓ありの車両になっていた。天気がいいので、窓なしの車両に乗って山上まで向かった。
 
乗車記録34
六甲山観光 六甲ケーブル線
六甲ケーブル下→六甲ケーブル山上
 
 山上へと走り始めたケーブルカーは駅を出るとトンネルを通り、その後は山の谷間に沿う形で敷かれた線路を登っていく。この路線からは神戸の街並みはほとんど見えないが、街の音が聞こえていた山の下とは異なり、川の音だったり鳥の鳴き声と言った自然の音が聞こえてきた。新緑の六甲山を10分あまりかけて上っていった。
 
 500mを一気に登り、六甲ケーブル山上駅へ到着。兵庫県内の未乗路線を残り1とした。六甲ケーブル山上駅は、六甲山の玄関口となっていて、各方面へのバスが発着している。六甲山頂駅行のバスに乗ると、終点でロープウェイに乗り換えて有馬温泉へと向かうことができるほか、摩耶ロープウェイ山上行きのバスに乗り込むと、六甲山牧場などを経由して、摩耶ロープウェイが発着する掬星台まで向かうことができる。今回は最後の未乗路線に乗るために後者のバスに乗車する。時間があるので展望台からの景色を見てみることにした。
 
 駅の屋上にある天覧台と呼ばれる展望台。黄砂が飛来していたこの日、午後からは低気圧が近づき天気が崩れる予報だった。展望台からの景色は少し霞んでいたものの、何とか天気が持ちこたえてくれてた。眼下には神戸の街並みが見える。右手の建物の上あたりに見えているのが、三宮のビル街。その先にポートアイランドと神戸空港の人工島が見える。さらに左側には六甲アイランドも見える。霞んでいたので、神戸市街しか見えなかったが、よく澄んでいる日には、関西空港や紀伊半島の山々、淡路島なども見ることができるらしい。ちなみに、写真に写っている建物は、休止中のロープウェイの駅。以前はここから現在の六甲有馬ロープウェイ六甲山頂駅までアクセスするロープウェイが延びていた。現在は休止中という扱いで、休止中のロープウェイ車両が止まっている。
 

六甲摩耶スカイシャトルで掬星台へ

 バスの時間が近づいてきたので、バス停へと移動。ここからバスで摩耶ロープウェイ山上駅まで六甲山の山の上を移動していく。乗車したのは、六甲摩耶スカイシャトルバスと呼ばれる阪急バスと六甲山観光の2社共同運行の路線バス。乗車したのは六甲山観光のバスだった。摩耶ロープウェイ山上駅までの所要時間は約20分。六甲山牧場などの観光地を経由しながら山の上のクネクネした道を走っていく。車窓からも時折神戸市街の絶景が広がった。
 
乗車記録35
六甲山観光 六甲摩耶スカイシャトルバス
六甲ケーブル山上駅→摩耶ロープウェイ山上駅
 
 六甲摩耶スカイシャトルバスで摩耶ロープウェイ山上駅に到着。ここは掬星台と呼ばれる展望台がある。ここ掬星台は日本三大夜景の一つに数えられる夜景スポット。百万ドルの神戸の夜景を楽しめる展望台である。ちなみに残りの一つは北海道の函館山と長崎の稲佐山。いずれも古くから港町として知られる街の夜景がランクインしている。手で星を掬えるくらい夜空が近いことから名付けられた掬星台。日中も空に浮かぶ雲が掬えそうなくらい近く感じる。神戸・大阪方面両方の絶景を楽しめるが、写真は大阪方面。芦屋や西宮方面を見ている。霞んでいるが、目を凝らすとあべのハルカスや大阪南港の景色もかろうじて確認できた。ちなみに写真左手の奥の山に小さく見える白い建物が先ほどまでいた六甲ケーブルの六甲山上駅。眼下には阪急の六甲駅も見えるので、これまで移動してきたルートが一望できる。
 

ロープウェイとケーブルカーで摩耶山を下山

 掬星台からの絶景でちょっと観光気分を味わったあと、摩耶山を下山する。六甲山へはケーブルカー1本で登ってきたが、摩耶山はロープウェイとケーブルカーを乗り継いで山を下りていく。掬星台に隣接する星の駅から、まずロープウェイに乗車。山の中腹にある虹の駅まで移動する。
 
 神戸の街並みを眺めながら5分ほどの空中散歩が楽しめるロープウェイ。かなり高い場所を走るので高所恐怖症の人はちょっと怖いかもしれない。ロープウェイとケーブルカーはともに20分間隔。乗り換え時間もあるので下山には30分ほどの時間がかかる。ロープウェイも鉄道事業法に基づいて営業されるものだが、索道事業に分類され、鉄道事業とは分類が異なる。
 
乗車記録36
神戸住環境整備公社 摩耶ロープウェイ
星の駅→虹の駅
 
 ロープウェイで山の中腹の虹の駅まで移動してきた。駅に到着後、階段を何段か下るとケーブルカーの虹の駅がある。駅の隣には廃墟となった摩耶観光ホテルがある。この建物は廃墟となったものの、文化的な価値が高く、現在は登録有形文化財に指定されている。ただし、普段は立ち入り禁止なので、中を覗くことはできない。それ以外、ロープウェイとケーブルカーの乗り換え拠点というだけで周辺に特段何かがあるわけではないので、乗ってきた乗客がそのままケーブルカーへと乗り換えて行く。
 

摩耶ケーブルに乗車し、兵庫県の全路線制覇を達成

 いよいよこの瞬間がやってきた。虹の駅から乗車するのは、兵庫県の最後の未乗路線となった摩耶ケーブルである。虹の駅から摩耶ケーブル下までを結ぶ路線は、全長900m、両駅の高低差は312mとなっている。ロープウェイを含めて、神戸住環境整備公社が運行している。六甲ケーブルに比べれば小柄な1両の車両。車内ははリニューアルされているのかとても綺麗だった。兵庫県最後の未乗路線、再び山の新緑を見ながら山を下りた。
 
乗車記録37
神戸住環境整備公社 摩耶ケーブル線
虹の駅→摩耶ケーブル
 
 5分ほどで終点の摩耶ケーブル駅に到着。到着の瞬間、兵庫県の全路線制覇の達成となった。関西では兵庫県が最初の完乗県となり、関西乗り鉄強化年間の目標の一つが達成された。摩耶ケーブル駅は、神戸の住宅街の中に駅があり、駅と言われなければ駅であることを見落としそうな感じがする。駅前にはバス停があり、神戸市営バスの路線バスが発着するほか、阪急の王子公園駅もそう遠くない場所にある。
 
乗車記録38
神戸市営バス[18]地下鉄三宮駅前行
摩耶ケーブル下→地下鉄三宮駅前
 
 ちょうどいい時間に三宮行のバスが出ていたので、摩耶ケーブル下からは路線バスへと乗り込み三宮へと戻った。数時間前に阪急神戸三宮駅を出て数時間。六甲山、摩耶山をぐるっと一周して再び三宮駅へと戻り、今回の旅はこれにて終了となった。
 

終わりに

今回は関西乗り鉄強化年間の第一回旅行として、主に神戸エリアの鉄道路線へと乗車した。2日間で40本ほどの列車とバスに乗車し、結果として、無事に全行程を完了して兵庫県の全路線完乗を達成することができた。神戸の街を走る各路線に乗車したが、ハーバーランド周辺だけではない神戸市のいろんなな姿を見ることができた。臨海部から六甲山地の裏側まで、表情豊かな街だった。都市近郊路線の乗りつぶし旅は、旅行では基本訪れないようなニュータウンを訪問する旅でもある。今回もウッディタウンや西神ニュータウンなど、新しい街に出会うことができ、充実した楽しい2日間だった。
 
次旅
 

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